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2020-10-07
広島市中区、西区、東区、南区

整体・整骨院「かわら町整骨院」

当院ホームページはコチラ

http://www.kawaramachi-seikotsuin.com/

今回は、腰椎すべり症について、

腰椎すべり症とは?

腰椎すべり症は、腰の骨が前後にズレる事を腰椎すべり症と言います。

前にズレると→前方すべり症

後にズレると→後方すべり症

写真を見てもらえばわかりやすいと思います。積み重なっている骨がズレるんですね。

腰椎すべり症の原因は?

腰椎すべり症の原因はいくつか考えられます

・骨の老化、いわゆる骨密度が減る事により骨の変形により腰椎すべり症が起ります

・背骨を構成している組織の変性

靭帯や筋肉、椎間板(骨と骨のクッション)の変性により、腰椎のバランスが悪くなり前後にズレたりします

・腰椎分離症(腰椎の疲労骨折)という疾患があるのですが、その疾患により、腰椎自体がズレる事が多くあります。

分離症(疲労骨折)により骨が離れてしまうため、支えが弱くなり、前後にズレてくる事が多いです。

ここで注意して頂きたいのは、

腰椎分離症は、小学生から高校生くらに多く起こる疾患です。成長期と共に、筋肉、骨が発達していく過程で、

体に負担、ストレス(運動による衝撃や、トレーニングによる筋肉、骨に負担)がかかる事で起こりやすい年代です。

腰椎分離症が、

自然と痛みが治る場合もありますが、分離した骨が完全にくっ付いていないため、年齢を重ねてくると、分離症からすべり症になる事が多くありますので、痛みが治ったからと言って治癒してるわけではありません。

 

腰椎すべり症の症状は?

・多くの場合が、腰に違和感があります。また、骨がズレる事により、神経の通り道でもある脊柱管を圧迫するため、

お尻や、足全体に、痛み・しびれを感じる場合もあります。

歩行困難な場合や、

階段の上り下りの際に腰や足に痛み・しびれにを感じるケースもあります。

また、座位時にも、腰や足全体に痛み・しびれを感じることもあります。

・仰向けで寝ていると、5分も経たないうちに腰や足に痛み、しびれを感じ場合も腰椎すべり症の疑いもあります

 

腰椎すべり症でこんな症状のときは直ぐに病院へ行くこと

・この記事を読んで頂いているあなたは、

腰椎すべり症、もしくは、腰椎分離症、ヘルニア 、脊柱管狭窄症と診断を受けていたとします、

尿や、便の感覚が分からなくなった場合

いわゆる、排尿、排便障害が1度でも起こった場合は直ぐに病院へ行って下さい。

神経の圧迫により、危険な状態であります。

 

腰椎すべり症の方のストレッチはどんなストレッチが良いの?

基本は、体を反る動きより、体を丸めて下さい。

 

上図の様に、足を抱えて体を丸めて下さい。この動きにより、脊柱管が広がり、症状がやわらぐ事があります。

体を反る動きは、悪化する場合がありますので腰椎すべり症の方は禁止してくださいね。

 

最後に、腰椎すべり症で痛みやしびれが改善された当院の『患者さんの声』どうぞ