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2019-03-06

肩の痛み(インピンジメント)

肩関節を挙上や、外転した際に構成している組織同士が衝突して生じる症状である。

腕を横から挙げた際に、グリッとコチっと鳴る音が、インピンジメント、衝突音です。

具体的には、

上図のように肩関節が構成されています。

肩関節を外転(腕を横から挙げる)際に上腕骨頭と、肩峰の間で、

肩峰下滑液包や腱板(棘上筋インナーマッスル)を挟みこんで、衝突している状態。

これを、インピンジメントという。

症状は?

始めは、音がコチっと鳴るだけだったのが時間が経つにつれて、痛みが軽減されるどころか、だんだんと痛みが強くなるそんな症状の方を良く見ます。

 

 

インピンジメントはなぜ痛みが強くなる?

衝突している状態なので、

その様な状態で日常生活や、肩関節に負担がかかる時間が長いと、関節内で炎症を起こしてしまうため、痛みがだんだんと出てくることが多くあります。

腱板損傷や、五十肩・四十肩でも、

このインピンジメント、衝突音は多いです。

 

また、

✔️野球をしている方で痛みを我慢してプレーし続ける

✔️家事を痛みを我慢しながらする

この様な方は、痛みが悪化しやすいですので、痛みを感じたら、早めに治療する事をして下さい。

 

 

インピンジメント症状が出ている時に、マッサージや電気治療は悪化することもある

炎症が起きてる状態で、

過度に刺激や、筋肉のストレッチを過度にしてしまうと、症状が中々良くならないと考えます。要するに、炎症が高まり、中々改善しにくいと考えます。

そこの患部にアプローチをかけるより、負担をかけている、他の部位からアプローチして治療する事が最適ではないかと考えます。