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2018-11-09

広島市中区の整体「かわら町整骨院」高野です。http://www.kawaramachi-seikotsuin.com

 

10メートル歩けなかった腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の改善した理由

 

患者

60代男性   会社員

 

来院経緯

仕事を定年退職され、新たな職場に就職して半年くらい経ったある時に、

腰に痛みを感じて、数週間は湿布と塗り薬で誤魔化していたけど中々根本的に良くならずにいた。仕事中に、足にしびれ、お尻にダルさを感じ仕事に集中できないどころか、

歩くのさえ10メートル歩けば休む状態になり。直ぐに近所の整形外科に行き、MRIを撮ってもらった。

 

診断の結果、

「L4.5の腰椎椎間板ヘルニアによる、脊柱管狭窄症」

病院では、飲み薬とリハビリを数回、

治療院で鍼灸マッサージ治療を数回受けたとのこと。

※L4.5は、腰椎(腰の骨4番目5番目)

 

問診をして、

始めの1カ月は週に2日のペースで治療をしていき、その後は様子を見ながら治療間隔はみていくと説明、納得してもらい治療開始。

 

初診

検査:SLRテスト、腰椎圧迫テスト、仙骨圧迫テスト全て(+)

また、足の冷えなどは確認出来なかったため、検査とMRI画像をお借りしてその画像のにより、腰椎椎間板ヘルニアと、脊柱感狭窄であると判断し治療する。

 

治療:全体の治癒力上げる調整、肝臓調整、仙骨調整、骨盤捻転調整、頚椎調整、

 

痛みは、右側の腰からお尻、左右の足のしびれ感を感じる状態で、治療後は歩行も変化なし。直ぐに変化の出る症状でないと説明。

痛みは、10→10

次回は2日後にご来院して頂く様指示。

 

2診目

2日後にご来院

治療後、少し足への痛みと痺れが強くなった感じがしました。刺激の強い治療を変える必要があると判断し、仙骨調整を省く。

 

治療

全体の治癒力上げる調整、肝臓調整、骨盤捻転調整、頚椎調整、

治療後は身体の動きは良くなった感じがする、循環が良くなった感じと言われる。

以前、痛みやしびれは10の状態

 

8診目

初診からちょうど1ヶ月

治療:全体の治癒力上げる調整、肝臓調整、骨盤捻転調整、頚椎調整、腸腰筋筋膜調整、

 

治療後、

最近は、週末(仕事が休みの日)は調子の良い時間帯があります。歩行は以前よりマシになっているとのこと。

痛み10→5.6

 

10診目

前回治療から1週間後。初診から41日後

治療:全体の治癒力上げる調整、肝臓調整、仙骨調整、骨盤捻転調整、頚椎調整、腸腰筋調整、下肢調整

 

治療後

先週よりも調子が良く、

足の痛みやしびれの範囲が少なくなっている。歩行も朝は調子良いが、帰りは、仕事の疲労感もあって、駅まで歩いて15分のところを2回は立ち止まるとのこと。

痛み、しびれ 10→4

 

19診目

初診から2ヶ月と2週間後

治療:全体の治癒力上げる調整、肝臓調整、仙骨調整、骨盤捻転調整、頚椎調整、下肢調整、腸腰筋調整

 

治療後

痛みは、ほんの足の一部分だけで、歩行もしっかり歩ける状態である。ジムに通って筋力を戻したいとの事で、今の状態ならだいじょうぶだと判断し50%の力でする様に指示

 

ペインスケール(痛みの基準)10→1.2くらいとの事なので以降は、3週に1度のメンテナンス治療

違和感が出れば、次の日に来院するように指導して集中治療終了。

 

治療院からの考察

今回は、腰椎椎間板ヘルニアから、脊柱管狭窄症と診断されて当院へ来院。

当初の腰かは、お尻、足の痛み・しびれ感が出て、10メートル歩くのがやっとの状態ではありましたが、

治療しながら”治療の刺激が”凄く重要であると思いました。

 

強い刺激を入れる事で、身体が正直に状態が悪くなった

その状態から刺激を軽くし、かつ繊細に治療していた結果が、日常生活に支障のない状態にまでなったのだと考えます。

あなたが、もし、

腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症で、なかなか上手く改善出来ていないのなら、治療の刺激が、自分にはあってない可能性があります。マッサージや、骨盤矯正でバキバキして良くなるほど単純な症状ではありません。

あなたの勇気のある一歩、

そして、

時間がかかっても的確に良くする治療があるんだと知っていただきたい。

心よりお待ちしております。