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2018-10-26

広島市中区の整体:かわら町整骨院

院長の高野です。

かわら町整骨院HPhttp://kawaramachi-seikotsuin.com/

 

患者:20代女性

仕事がら上半身を良く使い、腰への負担もある状態

主訴

長年の「頭痛」と仕事(ホテル業務)による立位姿勢での「腰痛」と「足のだるさ、しびれ感」

学生時代より「肩こり」も強く自分でマッサージしたり、市販の塗り薬を毎日塗る習慣がある。

当院へご来院以前での治療と診断名

病院や、整体院で電気治療やマッサージなどした事がある。

整形外科では、1年以上前に頸椎のヘルニア気味だと診断。腰は検査するも異常なし。

 

今回は、「頭痛」と「腰痛、足のだるさ、しびれ感」を改善したいとの事であった。

 

当院での治療と見解

頚椎(首の骨のバランスの悪さ)と肩・首周り、腰の筋肉の緊張が強い

腰の検査SLRテスト陽性、腰の骨を押すと、腰と臀部にかけての痛み増強している事から、坐骨神経痛の疑いがあると判断し、治療開始。

 

初診

治癒力上げるために内臓・全身の調整

頸椎のバランス調整、僧帽筋筋膜リリース

骨盤調整、腸腰筋弛緩、

 

・頭と体が軽くなったと実感して頂くも、その場ではさほど変化は現れない。次回は1週間以内に治療と指導

 

2診目

前回の治療より、4日目にご来院。

 

前回同様に治療し、特に腸腰筋の治療はしっかりと刺激を入れすぎない様に治療をする。

頭痛の原因の1つだと考えている、「頭蓋骨調整」もする。1週間以内に治療と指導

 

3診目

5日後にご来院。

前回同様に治療をし、頭蓋骨調整と腸腰筋弛緩をメインに治療をする

・肩こりと頭痛が少しだけ楽になった。足のだるさやしびれ感も少しずつ気にならなくなった。

 

6診目

治療開始より25日後。

毎日塗っていた肩から首への塗り薬を塗らなくても大丈夫になった。毎日あった肩こりと頭痛も良い状態の時間も増えてきた。

ペインスケール10→5

(痛みの数値基準、初診時を10とする)

 

 

17診目

初診からやく4ヶ月目

週1回のペースで治療していき、ほぼ調子は良好状態である。頭痛、肩こりもほとんど感じない。坐骨神経痛も、週に1.2回仕事の最中に感じる程度。

休みの日は調子は良い。17診目以降は、月に1回程度のメンテナンス治療

 

症状が、良好になっていった当院の想い

痛みが出ている場所に対して、

強い刺激でのアプローチ、マッサージなどは返って悪い状態にしたり、良くなる状態を遅らせると考えています。

頭痛や、坐骨神経痛は繊細な治療を必要とし、場合によったら治療のやり方で悪化するケースもあり、

当院の、軽い刺激で身体が変化するということ実感し、「信頼」して頂き継続治療を出来た事が、

頭痛や、肩こり、坐骨神経痛を良好に出来た大きな要因であると思います。

 

もう一つは、

患者さん自身に、症状を「意識しすぎない」事を指導していました。塗り藥を毎日塗る習慣も、直ぐに辞める事は、患者さん自身に、「ストレス」もかかりますから、

少しずつ、塗らない日を作り意識を遠ざけて行く習慣を作りました。

こう言った、”あたりまえの意識”(私には、肩こりや頭痛があるのがあたり前)

が自律神経に大きく関与しますので、良い状態になっていったと思います。

考え方や意識を変える事も治療する側は大切だと考えます。